快晴:空の9割以上が見える
晴れ:空の2~8割が見える(8割が雲でも晴れになる)
くもり:空の1割以下しか見えない


百様箱の設置
地上:1.2-1.5m

天気・雲は西から東へ動く
夕焼けは西の空が晴れているということ→明日は晴れ

風向
北から吹く風が「北風」
東から吹く風が「東風」
西から吹く風が「西風」

海から吹く風が「海風」
陸から吹く風が「陸風」

貿易風
赤道近辺の東風=「熱帯東風」
コロンブスはこれに乗って西進してアメリカに行った。

偏西風
中緯度(45°)あたり(日本)の西風
これにより日本上空の雲は西から東へ流れ、天気も西から東に変わる。
東京からNYへ飛行機で行くときは追い風になるので早く着く。
コロンブスの復路

海風・陸風
昼は沖から陸へ海風が吹く
夜は陸から沖へ陸風が吹く→夜泳ぐのは危険は危ない


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大気圏の4つの区分

[熱圏](90km-)(500℃以上)
高度が下がるにつれ気温は下降
:熱圏上部の大気分子がX線を吸収するから
流星・オーロラが発生

[中間層](50-90km)
高度が下がるにつれ気温は上昇

[成層圏](10-50km)
気温は上にいくほど高く、下にいくほど低い(対流が起きない)
:成層圏上部から中間層下部のオゾン層が紫外線を吸収してしまい、さらに下の方は空気の密度が大きくなって温まりにくくなるので、下にいくほど気温が下がる(オゾンが最も多いのは成層圏中層) 
水平方向には強い風
安定しており、飛行機は成層圏の底をとおる。
オゾン層がある
気温は上昇する

[対流圏](0-10km、対流現象が起きやすい大気の層)
高度が上がるほど、温度が0.65℃/100m下がる
:対流圏は地面によって暖められるから
高度10kmで-50℃

上昇気流は対流圏と成層圏の境界面まで

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低気圧・高気圧
大気の暖まり方に周囲と差が生じると上昇気流や下降気流が生じ、低気圧や高気圧が生じる。

[高気圧]
①地表近くで気柱が冷えて重くなることで発生(シベリア高気圧)
=寒冷高気圧、背の低い高気圧(2000m以下)
②空気が送り込まれることによって気圧が上がる。断熱圧縮により気温が上がり、乾燥する(太平洋高気圧)
=温暖高気圧、背の高い高気圧
③偏西風波動によって生じる
=移動性高気圧、 温帯低気圧とセット

[低気圧]
周囲に比べ地上の気圧が低いところ
海抜0mに換算した値(海面気圧の値)

空気が暖まると上空で高気圧、地上で低気圧になる

空気が温まって上昇→下端では空気が薄くなる→低気圧ができる
上昇気流→雲ができる→天気が悪い

[熱帯性低気圧][台風]
赤道近辺の海上に湿った暖かい空気ができる(不安定)。
日射による温度の上昇や風によって上に持ち上がる→凝結熱で空気をさらに暖める→地上の気圧が下がる→低気圧の中心に風が流れ込む

台風の上空には弱い高気圧ができており、周囲に風を吹き出している

熱帯収束帯の

[停滞前線]
三角と半円の記号が互いに線の反対側についている
寒気と暖気の押す力が均衡して、進む方向が定まらない

[閉塞前線]
三角と半円の記号が同じ側についた線
低気圧が発達していく過程で、動きの速い寒冷前線が温暖前線に追いついてできる(間にあった暖気は上空に持ち上げられる。

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○快晴
Φ晴れ
◎くもり
●雨

[季節風]
地球規模の海陸風
夏:海→大陸(海風) 湿った風
冬:大陸→海(陸風)

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[大気大循環]
赤道で暖められた空気が上昇(赤道低圧帯)し、対流圏界面で北上する。
コリオリの力(北半球で右向き)で東向きの風になる。
北緯30°付近でほぼ西風(東向き)になり(亜熱帯ジェット気流)、北へ流れない空気が上空で常時高気圧を形成し(亜熱帯高圧帯、中緯度高圧帯)、下降気流を生じる(亜熱帯高気圧、太平洋高気圧=小笠原高気圧)。
断熱圧縮→温度上昇→湿度の低下→砂漠化(サハラ砂漠、中東、豪州)

地表に下降した空気は南北に流れ、
①南へ向かう風はコリオリの力を右向きに受け、北東[貿易風]になる(ハドレー循環)。
上空は北西の風、地上は北東貿易風

②北へ向かう風は、コリオリの力を東向き(西風)に受け、[偏西風]になる。偏西風は南北に大きく蛇行する(偏西風波動)。
地上は西風(中緯度高圧帯から北へ流れる風)、上空も西風(高緯度:低圧、中緯度:高圧の気圧傾度力)。地上も上空も偏西風

[大気が不安定]

[天気の移動]
中緯度では偏西風の影響で、雲は西から東へ移動する。
はやさは平均して40km~50km/h=1000km/日=10度
福岡から東京が約1000km
東京から大阪が約500km
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[雲]
寿命は長くても数時間
水と氷晶でできている(上層は氷晶、下層は水の粒)
どの雲も上昇気流によって発生する

[上昇気流]の発生
①強い日射し、雲がないなどの条件で地面が暖まり、地表の空気を暖める(サーマル)
②風が山にぶつかって上昇気流ができる

[積雲]=わた雲:
下から上に積み重なるように("積み"重なるように)発達していく
(熱、地形、前線等による)上昇気流の中でできる
[雄大積雲]=入道雲
積雲が発達して厚みが増したもの
※十種雲形では積雲に分類される
[積乱雲]=入道雲、雷雲
:雄大積雲が発達し、雷をともなう雨を降らせるようになったもの

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[寒冷前線]
・寒気が暖気の下に潜りこみ、暖気をはね上げる
→空気が強制的に持ち上げられて積乱雲ができる
・積乱雲の帯は50kmほどと狭い
・前線の移動速度は数十km/hと速い
→短期間に激しい雨が降り、突風、雷を生じる
・風向き:南西→北西に変化

[温暖前線]
・移動速度は遅い
・軽い暖気は重い寒気の上に乗り上げるように進む
・乗り上げていく前線面は傾斜がゆるやか
→層状の雲(乱層雲・高層雲・高積雲・巻積雲(うろこ雲)・巻層雲(うす雲)・巻雲)
・西から温暖前線が通過するとき、この逆順で現れるので予想できる