六書
説文解字(せつもんかいじ)に解説されている、漢字の構成法
①象形
ものの形をそのまま象(かたど)る
日、月、月、大、女
②指事
事物の関係を示す
以(鋤の形)、衣、異(鬼の形)、壱、員、羽、永、曰、王、凹、央、乙
上、下、本、末、一、二、刃
象形+指示=700未満(説文)
③会意(約600)
象形や指事の事を組み合わせて新しい意味を表す
[意符+意符]
林、
④形声:
音符によってその事の音を表す
説文の9353字中8割(約7500)
字書の95%は形声文字
江、河、神、
[意符+音符]
説文解字の収録字数:9353
①+②=700
③=600
④=8000
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⑤仮借
文字の構造は象形であるが、その用法は表音的であり、その音のみを借用する
きわめて多い用法 字の表音的用法の発見→文字の体系が成立
不(花のうてな)、其(ちりとり)、之(足のかたち)、今(壺形の容器の蓋)、我(のこぎり)、東(上下を結んだふくろ)、西(籠)、南(太鼓)、北(背後)