[電流]:
+極から-極へ流れる電気の流れ

[回路]:
電流のとおり道

[直列つなぎ]-----------------------------
:電気のとおり道が1つしかない
・電池の+極と-極をつなぐように配線する
・電池の数を増やすと電流も強くなる
●短所
すべての装置が同時に作動していなくてはならない

★V=V1+V2
それぞれの抵抗での電圧の和は、電源の電圧の和と等しい

★各抵抗を流れる電流の強さは互いに等しい
(電流の強さとは、断面積を1秒間に流れる電子の数であることを考えればわかる)

★R=R1+R2 (直列→抵抗は足し算)
V=V1+V2→IR=IR1*IR2→R=R1+R2 

※かかる電圧の比
V1:V2=IR1:IR2
=R1:R2 (直列→かかる電圧の比=抵抗の比)

[並列つなぎ]-----------------------------
:電気のとおり道が2とおり以上ある
・同じ極がつながるように配線する
・電池の数を増やしても、電流の強さは一定(→電池は長持ちする)

★全体を流れる電流の強さは、それぞれの抵抗を流れる電流の強さの和である
(電流とは電子の流れであることを考えればわかる)
I=I1+I2

★それぞれの抵抗の電圧は、電源の電圧に等しい
V=V1=V2

★1/R=1/R1+1/R2
I=I1+I2より
→V/R=V/R1+V/R2
→1/R=1/R1+1/R2

※電流比=抵抗値の逆比
V=IR, V=I1*R1, V=I2*R2より
I1*R1=I2*R2
I1/I2=R2/R1
→I1:I2=R2:R1
  =1/R1:1/R2 (比の両側をR1*R2で割った)

※並列接続では、R1とR2を合わせた抵抗は、R1,R2よりも小さい。
R=xy/(x+y)
x,y>0であり、x<yとする
xy/(x+y)>=xとすると
xy>=x(x+y)
xy>=x^2+xy
0>=x^2→矛盾
しがって、xy/(x+y)<x → R<x 
→並列接続された2つの抵抗全体は、小さい方の抵抗よりも小さい。

[アンペア]:-----------------------------
電流の強さ(銅線の断面を単位時間に通過する電気量)
1A:1 C/s
1クーロン:6.24 * 10^18の電子

1Aとは、「6.24 * 10^18個の電子が断面積を1秒間に流れた」ということ

[アンペア(SI)]
真空中で1m離しておいた強さの等しい平行な2つの電流の間に働く力の大きさが、1mあたり2×10^(-7)Nであるような電流

F=2*10^(-7)*(I*I'*l)/d
l=1,d=1のときF=2*10^(-7)になるものとしてIとI'を定義

[電流計]
・電池の+を電流計の+につなぐ
・直列につなぐ(大きい端子から)
・電流の単位=A(アンペア)
・1A=1000mA (ミリ=1/1000)
※1m=100cm=1000mm

[電圧計]
・並列につなぐ(大きい端子から)

[電熱線]
電気を熱に変える線(ヒーター等)
ニクロム線(ニッケルとクロムの合金)などが使われる


[電磁石]
コイルの中心に鉄心を入れ、コイルに電流を流すと、中心の鉄心が磁石になる。これを電磁石という。
・電気を流したときだけ磁石になる
・電流の向きを逆にすると、電磁石のN極とS極が逆になる
・電流を強くすると、磁力が強くなる
・コイルの巻き数を多くすると磁力が強くなる

[コンデンサ]


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